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腱鞘炎にもなった話

腱鞘炎。これにもなったことがあります。

それまでは、アスリートとかアーティストとか、
手や手首を尋常じゃなく酷使する人がなるものだと思ってました。

が、普通の人でもなるんですね。

当時、データとか資料とか細かいPC作業をする仕事だったんですね。
ある時、文字をズラズラ打つのではなくて、
資料の中の小さくて沢山ある図形を、マウスで微調整する作業があって、
それが丸2日くらいかかったんです。

そろそろ終わりそうという頃から、
だんだん右手の親指の付け根が痛くなってきて。
最後は、冷や汗かくくらいガンガン痛くなり、
ピンポン玉入ってるか?ってくらい腫れてきて、
ついに紙1枚持てない、状態になってしまいました。

そんな経験初めてだったので、怖かったです。
この手どうなっちゃうんだろって。

で、病院に行ったら、要は「使いすぎ」とのことで。
初めてのことだったので、ステロイド注射などは打たず、
鎮痛薬と湿布を処方されて様子を見ることに。

動かすのが一番よくないとのことで、
こんなサポーターを付けて過ごしました。

親指から手首にかけて鉄板が入っていて、つけていると親指が全く動かないんです。
プロボウラーのグローブみたいな。
人が見ると一瞬ギョっとするのを見るのが面白かったですね。笑
それで、結局1カ月くらいで治りました。

私は利き手ではない方だったのでまだマシだったのかもしれませんが、
片手が使えないって本当に不便。
いかに日頃よく手を使っているか、あらためて実感しました。
私の手よ…いつもありがとう。

手への感謝を込めて、以来時々ストレッチをしたり、
少しでも痛みを感じたら、即マイグローブ装着。
で、今のところ、再発せずに済んでいます。

後から知ったのですが、腱鞘炎は女性ホルモンと深い関係があるそうです。
女性ホルモン(エストロゲン)が減少すると、
関節や腱の周りにある「滑膜(かつまく)」という組織が腫れてしまい、
痛みや炎症を引き起こすのだとか。
それで、女性ホルモンが変動しやすい年代(=更年期)の女性に多いそうです。

私も48歳の時でしたので、その影響かもしれないですね。

腱鞘炎は「使いすぎ」が主な原因ですので、まずは使いすぎないように心がけましょう。
また、予防に効果的なストレッチをご紹介しますので、是非やってみてくださいね!

腱鞘炎予防ストレッチ

① 手の平を下に向けて、下に曲げる
  (反対の手で引っ張る)

② 手の平を上に向けて、下に曲げる
  (反対の手で引っ張る)

腱鞘炎になってしまった場合

すでに腱鞘炎になってしまった場合は、まず安静です。
炎症を起こしている状態なので患部を冷やします。そして、なるべく動かないように固定してくださいね。

熱感がおさまったら、今度は温めて血流を促進し回復を促します。軽いストレッチも効果的ですよ。

以上、腱鞘炎にもなった話でした!

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